サンペドロ・デ・アタカマ チリ 世界一の星空

■世界一の星空
途中の景色は見渡す限りの岩山と砂漠。ものすごい逃げ水でおどろく。遠くの山裾が消えてしまうようなすごい逃げ水だ。ちなみにここは高度2800M近くある。ここから先が大変だ。 ここに来た理由は、チリとボリビアの国境を陸路でこえ、その先にある世界最大の塩の湖、ウユニ塩湖に行くためだ。国境付近は4000mをこえる。ウユニに行くにはサンペドロからジープのツアーに参加するのがいいと、僕らとは逆に南下してきた旅行者に聞いた。 来てみて、なるほど個人ではむづかしいと思った。道は鋪装もかなりずさんになって、道がなくなるところもたくさんある。国境には山賊も出るらしい。ツアーといってもジープをチャーターして慣れた現地の人の運転でいくというものだ。 しかし思えば遠くに来たなあと思った。 ここはチリでいちばん古い教会がある街でもある。つまり、スペイン人の南米の南側征服はここから始まった。この街には銀行のATMがない。お金をかえるにも高いレートの両替え所だけだ。 夜、飲んでかえってきて、シャワ−浴びてねた。昼はものすごく暑いが、夜は急激に冷えるので寒い。トイレに行きたくなって、寒いのと眠いのでしぶしぶ外にあるトイレに行くことに。そこで見上げた星空がものすごい。世界一周中、最高の星空だ。真っ黒な空に、深さのあるものすごい星空だ。降ってくるというよりは、すいこまれそう。体が思わず後ろに倒れてしまいそうになるくらい見上げてしまった。目の悪いぼくでもオリオン座を構成する小さいいくつもの星が見える。とれそうだ。天の川はまさにミルキーウェイ。南半球でも天の川は見えるんだと思った。もしかしたら天の川とはちがうのかな? ベトナムの海岸や、タイの島、ネパールみたいな高地でもものすごい星はみた。けれどもここが一番だ。なぜかというと、空が黒いんです。雨が降らないので空気が余りにも澄み切っているから。こんな黒い空ははじめて見た。ちょっと恐かった。

0コメント

  • 1000 / 1000