ワイテ島 ナショナルトラストを歩く(イングランド):7月23日
ワイテ島は、ロンドンから南へ電車で2時間少しほどの大きな島です。地図で見るとイギリスの下のほうの島、ポーツマスという町から船で渡ります。けっこうでかい島で、電車やバスが走っています。ここにきたのは、サナイチがナショナルトラストの本にのっていたテニソンダウンという白い崖を見たいっていうことで来たんです。これがなかなかおもしろくて、景色を見るまでの散歩がおもしろいんです。//詳しくはサイトに書いてるので見てください。 ■ナショナルトラスト19世紀の産業革命によって人々が物質的に豊かになった反面、自然破壊や公害など様々な問題で、かつての自然環境が脅かされるようになりました。そんなときに、心ある人たちが、イギリスの美しい景観を維持するために土地を買いはじめました。やがてその考え方に共鳴する人たちがお金を寄付するようになって、できた団体がナショナルトラストです。以降、王室の協力などもあって、イギリス国中に存在する美しい自然環境のほとんどがナショナルトラストの所有になっています。 現在もメンバーを募集しています。こういう保護地域に立ち入るのにはメンバーでなくとも入場料などは一切かかりません。ただそこに自然があるだけです。クルマではいってはいけない場所など決まりはありますが、極めてオープンです。みんな自然の中でピクニックしたりハイキングしたり実に自由で優雅です。 敷地内にはほとんどゴミ箱もありませんが、ぜんぜんゴミが落ちていません。ほんとに。これはほんとうにすごいことです。風景も美しいですがその後ろにある人の心も美しい。美学ですね。今までこんな国は無かった
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