カンヌについて
カンヌは南フランス、コートダジュール(青い海岸という意味)の古い街。となりのニースやモナコとくらべると牧歌的であまり高くつかない街。電車で一駅いくと、たんなるビーチの田舎町がたくさんあるのも魅力。
街の中心はそんなに大きくなく、徒歩で回れる。城塞のある旧市街と、服飾などのお店が並ぶ目抜き通りと、高級ブランドと高級ホテルが連なるビーチぞいの通りが観光スポット。
朝は早く、7時くらいから開いている店が多い。日本人がイメージするフランスのブランドのお店はだいたいある。
機構おだやかで雨が一度もふらなかった。昼間の日差しは強く焼ける。影を歩きたくなる感じ。夜は涼しく感じるが、ビーチで行われるイベントに参加したが、半袖で上着は必要なかった。湿度はそれほど高くなく、日中も夜間も汗だくになるということはまずない。カラっとしている。
食べ物ムール貝などの魚介が特産。生ガキもおいしかった。安いが量は多い。魚屋をのぞいたが鮮度は高い。
肉類もいろいろで、牛豚鶏以外に、あひるやうさぎ、羊などのメニューもおおい。フランス料理の店とおなじくらいイタリア料理の店が多い。きいたところ南イタリアから移民でやってきた人たちの名残だとか。北イタリアではないところがおもしろい。イタリア料理はうまい店とそこそこの店が極端。とくにパスタはがっかりの店が多い。ピザ屋が異常に多く感じた。
パリよりは物価も安く、一皿15E程度のメイン料理が中心。ひとつ頼めば腹一杯だが、Menuというコース料理がだいたい20-35E、前菜と主菜をえらび、デザートも。一皿の量が少ないのでこちらは食べた感がある。
Cafeは1.5Eから3Eくらいでパリよりはぜんぜん安い。パンやは小さくても自分の釜を持っている店がほとんどで、どこでたべてもパンはとてつもなく美味い。とくにクロワッサン。
南フランスの特産はBIOのワインとくにロゼ。オリーブオイルもBIOのものが。そしてマルセイユ石けん。香水。
カンヌの近所にあるヴァロスという街はピカソが陶器を焼いて作品を作った村。いまでも陶芸が盛んで若い作家の陶器が格安で。
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