「#おいしいもの」制作たねあかし/東京デザイナーズウイーク

東京デザイナーズウイークの「#おいしいもの」を作るまでのアイデアフラッシュから応募した、企画書、実物つくるまえのイメージラフを公開します。
●テーマおいしいものは幸せだ おいしい時間はとても楽しい!毎日、コンビニ弁当やファストフードを 燃料補給のように食べるだけなのは寂しい。→心の豊かさが無くなる。高級なものや安全なものでなくても、体に悪い?ラーメンや牛丼だって、おいしい楽しい食になりえる。記念の食(クリスマス、誕生日、はじめての離乳食、海沿いのレストラン など)は重要。食べ物と風景はセット。  ↓↓↓「おなかへった!」「おいしいそう!」と言わせる作品を!◆アイデア・会場でも会場外でも参加感を おいしいもの写真投稿を、会場に反映 →ツイッターを使う  //匿名のいたずら排除に機能。入力フォーム、受けデータベースがいらない。そして出来た企画書2点を応募!
↑こちらが受かった案。しかし、すこしわかりにくく、お客さんが行なう行程も多いので考え直す。もっと、ツイートを反映させることに重点をおくことにする。●さらに、見せ方も考え直すことに。・モニタを並べる案 モニタをかりるのがおっくうでやめる→プロジェクターに。借りる予定だったが、機械自体が安いので買うことに。モニタ併用をやめ、スクリーンだけにする。・スクリーン オブジェにするか、単なるスクリーンにするか 行灯オブジェ(ノグチイサム「あかり」?!的な 凧的な)のような案
→オブジェ自体をスクリーンに。オブジェの案の変遷/紙袋→紙皿、紙粘土皿→スーパーのビニール袋→半透明な食材モビール→これをカーテン型にし固定。
左が決定したモビールオブジェ案。右がボツったお皿案。↓さらに、平盤ではなく、ぐるっと包み込むようなスクリーンにすることに。
・インタラクションを持たせたい。カードをコンロにかざす→カードは印刷が大変。来場者数もよめないので、配布しないブツにする→鍋にする。
●お店や、「食べること」を楽しく想起させるアイデア
・お客引き込み用に、「おいしいもの」と平仮名で書かれた「のれん」を。→大きく機能!
・音楽だけでなく雑踏録音をBGMに使う→お店の感じを演出・乾杯音や調理中の音を、音楽の音源に使う ・食材や食品、食器をモチーフに展開→電灯、鍋コンロインタフェース、食材クリアカーテンまどろみ感、印象感を増す演出を。→人は、食べ物そのものをはっきり覚えていて感動するのではなく、いろんな情景を断片的に重層的に覚えていて、頭で消化して、感動になる。そういうイメージの演出にしたい。
●最終案のシステム/空間演出の説明用指示書。
結果的に最初の二つの企画の折衷案みたいになった。