ポカラ ネパール:ヒマラヤがみえるはずの村

■ ヒマラヤがみえるはずの村ポカラはヒマラヤが見えることで有名で、サイクリングや徒歩でぶらぶらするのもたのしい静かな小さな湖畔の町でです。また、トレッキングの起点としてシーズンにはたくさんの観光客がくるそうです。 カトマンズからグリーンラインという観光客専用のバスで7時間、途中二回の休憩があり、きれいなホテルのレストランでの食事がついて10USドルです。 シーズンじゃないときに行ったので、観光客がぜんぜんいなくてとても静かでしたが、さすがに5泊中一度も湖からのヒマラヤを見ることができませんでした。 かえりは飛行機でカトマンズまでかえったので、飛行機が雲の上に出た時、雲の海のむこうに、かき氷のようなきれいなヒマラヤ山脈がみえました。これはすごい景色でした。さすが世界の屋根! こんどは是非シ−ズンに来たいなあ。■ただぶらぶらするだけの日々 ポカラでは、たまに自転車やバイクを借りて周辺の観光に行きましたが、これといって驚くほどものも無いように思えたので、観光もほどほどに、長いことお茶をしたりお土産屋を冷やかしたり地元の人と話したりしました。話題はやっぱりワールドカップ。ネパールもそうですが、タイやベトナムの人も、「はじめてのアジアでのワ−ルドカップ」ということを強く意識しています。これにはほんと驚きました。また、日本や韓国の活躍を非常によく覚えています。中田や稲本の名前はもちろん、楢崎や監督がフランス人であることなどサナイチより良く知っています。背の低い体格で劣るアジアの国のチームがヨーロッパのチームと互角に張り合うことにが、自分達の事のように嬉しかったそうです。ずっと旅行してきて、「アジアの国々は全然別々の国で、どう考えても一つになんかなれないたくさんの問題と緊張感がある」ということをすごく体感してきたので、「同じアジア」と口にするネパールの人の言葉が非常に新鮮で驚きでした。確かに「同じ地域の住民である」という意識というのはぼくにも無いこともないなあと思ったのでした。 おもわず「民族とは何か」みたいな本を古本屋で買って読んでみました。 【はみだし】 ★写真の現像とCDロムを一緒にやいてくれる写真屋さんでフジフイルムの「FD-i」サービスというのがあります。これをアジアの国々のいろんな町でよくみかけました。実は、むかしそのウェブサイトの仕事をしたので、なんとなく感無量。川上さんおぼえてますか?しかしこんなにアジア展開してたとは! 【つづき】http://hato-s.hp.infoseek.co.jp/photos/pokhara/