コッツウォルズ イングランド:レンタカーでまわる!

■コッツウォルズの村をレンタカーでなぜこんなに美しいのか? イギリスは美しい。驚くべき美しさ。 イギリスは昔、産業革命の時に森や林を徹底的に伐採し尽くしたと聞いたことがあります。その後、林や森を植林によって復活させたとも。真偽の程は調べていないのでわかりませんが整然と整備された林や畑を見ていると、さながらゴルフ場、いや国全体が庭じゃないのかと思ってしまう程です。とにかく、車窓から広がる景色をみると、目障りなものが本当に何も無いのです。ほんとうに。たまに送電線やさくを見ますが、景色をさえぎるほど、はなばなしいものではありません。アドボードと言うんでしょうか、畑に立てられた、でかい看板みたいな広告も絶対ありません。またおどろいたのは道。信号も極めて少なく交差点はロータリー方式。渋滞知らずで道は広く、運転のマナーはすばらしい。アジアであれ程聞いたクラクションを結局一回も聞いていない。ほんとうに。いやあ、横断する人を待ち、道を譲り合う。普通の事がこんなに紳士的、いや素敵なことと思わなかったよ。さて、こんなに美しい景色には当然理由があります。背景にはナショナルトラストという団体の存在があるのです。 今回のイギリス旅行のテーマはその[ナショナルトラストが所有する名所を訪ねる旅]、イギリスのいなかを訪れる旅です。サナイチが持ってきた「ナショナルトラスト」の本を手がかりに、地図やガイドブックをにらみながら行ってみました。なんせ、手がかりはその本の中の本の数行の記述、たとえば「チッペナムからくるまで40分程の小さな村、レイコック...」みたいな記述から、このレイコックに行くわけです。レイコックなんて言う土地の名前は、ぼくらのもってる「ヨーロッパ」ひと括りのガイドブックに載ってるわけありません。で、まずチッペナムと言うのがどれほどの町なのか、また英語のスペルもわかりません。わからないのですが、宿にある大きなイギリスの地図で調べ、行き方とかをメモします。ぼくらの持ってるイギリス全土の地図ではのってないような小さい国道です。想像してたより遠かったりして、けっこう大変です。でも、そんなかんじで、その過程がけっこう楽しかったりするわけです。 【つづき】http://hato-s.hp.infoseek.co.jp/photos/villages/index.htm