ベトナム近代絵画展/東京ステーションギャラリー

ハノイで見たベトナムの美術(写真参考)はそれはそれはとても感動しましたが、今回のこの展示は残念だった。よくなかった! 率直な感想である。戦争やナショナリズムを感じさせるものが大杉。「日本でベトナムの芸術に焦点をあてた展示これがはじめて」と展示の挨拶にありました。だからこそ残念でした。ハノイの美術館で見たベトナムの作品は写真のようにどれも力強く、すてきでした。背景にある作家の思いを感じる前に、まず絵本来のすばらしさがあったんです。ぼくはこういう絵が好きです。西洋の美術は習うのでよく知ってましたがはじめて見るベトナムの絵画は力強く、ストレートに感動できたんです。潜入感なしでみられる力強さ。漆をつかった表現もとても新鮮でした。そこにはプライドをもって生きるベトナムの人の優しさと強さとがあるように感じました。たしかに戦争をモチーフにしたものもありましたが戦争以降の作家の自然主義というか、日常をきりとったような絵は、西洋でも東洋でもなく、まさにベトナムそのものだったんですよ。それがこの展示ではそういうのにあまり枚数を割かれていない。戦争ネタばっかり。けっこう期待が大きかった分、がっかりでした。ハノイの世界一周日記はココhttp://hayapon.com/photos/hanoi/index.htmベトナム近代絵画展http://www.ejrcf.or.jp/gallery/index.asp

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