FILM LION は一部門に  カンヌライオン

最後の発表は、カンヌ広告賞時代からの花形部門であるFILM LION、しかし完全に一部門になった印象だとか。ほかの部門では、部門をまたいで受賞する作品が多いが、Film部門の受賞作はFilm部門だけでの受賞が多い。ものすごくこった作りで、出演者も有名人が多いCMが目白押し。フィルムディレクター(監督)も著名な人がおおいようだ。ひとつの映像作品である。グランプリは、Nikeの2010サッカーワールドカップのためのCM
映画「バベル」の監督アレサンドロ・ゴンザレス・イリャニトゥの作。ワイデンアンドケネディ。 正直、あまり興味がわかなかった。すごいなーとは思うが。古きよきカンヌを見た感じだった。となりのアメリカ人男性と話したが、彼はいろんなフイルムがすごく琴線に触れたみたいだった。  日本にものだと、こんなのが。たしかフイルムクラフトライオンのサウンド部門?。
の表彰式の様子 ちょっともりあがらない。。。カンヌライオン2011 CYBER LION /GOLD NTT DoCoMo 木琴   ■Integrated Lionは、どのくらいシェアを広げたかを競う部門。こちらも他の部門でもたくさん賞を取っていた「Old Spice」や、ルーマニアのお菓子の「Rom」が入賞してた。OldSpice
元アメフト選手が、ツイッターの質問にビデオメッセージで答える。ウィットにとんだ回答とそのレスポンスのはやさが話題になった。これまたワイデンアンドケネディ制作。これはもりあがる会場!ルーマニアのチョコレートROMの"The American Rom"。
このお菓子、ルーマニア国旗をモチーフにしたパッケージのダサさで売り上げが↓だった。そこで、それをなんとアメリカ国旗パッケージに変更! 日本で言えば森永ミルクキャラメルがアメリカ国旗になるようなものか??とにもかくにも、ルーマニア国民の反対や話題は相当なものになり、TweetやFaceBookのファンページ、反対ページもたくさんできた。 あと、こんなふうに、「いいね数」とか「Tweet数」など、効果を提示してのプレゼンテーションムービーは納得感が高いね。やっぱりフイルム部門よりこういうのがおもしろいよなあ。