2025.10.03 03:53感情を動かすもの、その時代にしかない輝き上田義彦の写真展で考えたこときのう、上田義彦の写真展を訪れた。圧倒されるほどの作品群だった。とりわけ、広告用に撮影されたサントリー烏龍茶のための中国での写真シリーズは、空気そのものを写し取ったような雰囲気があり、今見ても新鮮で素晴らしい。もう二度とない時代と世界。(あ、当時にも もうすでになく、脚色で空想なんだけどね。)
2024.10.27 22:44印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵大阪で、あべのハルカス美術館にこの展示を見に行ってきた。都内でやっていた時は今ひとつ興味がわかなかったのだけど、先月、アメリカのヒューストン美術館でアメリカの印象派をたくさん見てきたので、深掘りしたいなと思い、行ってきた。結論としては、印象派に興味がある人には面白い展示だけど、いわゆる印象派(ヨーロッパの)を期待していくと、少し肩透かしだ...
2024.07.12 00:01カルティエと日本 「結 MUSUBI」展表慶館の展示だからタダで入れると思ってトーハク来たら、ちゃんとした企画展示だった。1500円かあー。でも常設展の入場料も1000円だからまぁいいかと思い入った。しかし、いつからトーハク入場料は1000円になったんだろう。さて、展示。表慶館の建物の重厚さと、エントランスのインスターレーションは、とても美しく、さすがカルティエ!と感じ入った。
2024.03.12 16:27マーク・レッキー展ルイ・ヴィトンのギャラリー、エスパス ルイ・ヴィトン東京で開催されているマーク・レッキーというイギリスのアーティストの展示を見ました。https://jp.louisvuitton.com/jpn-jp/magazine/articles/espace-louis-vuitton-tokyo
2023.12.18 16:32「モネ 連作の情景」展久しぶりにモネの作品をまとめて観た。この前モネをまとめて観たのは2019年にパリに行った時。膨大な量のモネの作品をオルセーやオランジュリーで見た。自分が絵を描くようになってからこんなにまとめてモネを観たのは初めてだ。とても感慨深く、見る視点が変わったと思う。
2023.02.02 15:28佐伯祐三 展ずいぶん前から案内が出てて、楽しみにしてた 佐伯祐三展に来た。まだ会期が始まったばかりの平日なのに、結構な人の入り。ぼくは全く前知識ナシで来たが、けっこう濃密な鑑賞体験だった。佐伯祐三は、東京美術学校を卒業した後、1924年にパリに留学した。新婚の奥さんと子供も一緒に連れて行く。実家がお寺ってこともあって、結構裕福だったんだろうなー。この...