クラウドエキスポ、ブースのデザインとPRのしかたを見に
今回はあんまりもりあがった感じが無かった。大手があまり出展してないっていうのもあるけど。
それ以上に、同時開催されてたウェブソリューションのコーナーが盛り上がってた。FacebookでのPRを代行する会社がたくさん。驚いた。
気になったのを所感だけ。
◆サイボウズ
クラウドサービスとして様々なものを提供してるけどそれ以上にブースの作り方や、メッセージの出し方、説明員の対応など、全体のコミュニケーション(伝え方)が上手だった。
ブースはカフェを模してて、実際コーヒーをタダで振る舞ってくれる。飲みながら話を聞くというスタイル。コーヒー目当ての客に、サービスをどう訴求するのか謎ですが、いろいろな話を聞くのはおもしろかった。すごいよく考えられたサービス群なんだなあ という印象を受けた。
思うに「サイボウズって覚えてもらえればそれでいい」っていうのが目的なのかも。
◆GMO CLOUD
「国内最安級宣言!」というキャッチがわかりやすい。小さいブースのお手本のようなつくり。このぐらい割り切ると、ブースが小さいことが逆に生きる。
同時開催のPR関連のエキスポから
◆マンガマーケティング
これはおもしろいPR手法。まんがでものごとを紹介すると、クリック率とか滞在時間、訴求が効果的というはなし。
→マンガを使ったマーケティングと広告と宣伝 シンフィールド
http://www.web-manga.net/?gclid=CNDC-cfcqrMCFUlMpgodQgUACg
◆FacebookでのPRを代行する会社がたくさん。
驚いた。
キーワードは最近ぽいんだけど、紹介された内容は、ようはサイト回遊にゲーム要素(スタンプラリーみたいな)を加えるってことで、あまりおもしろくなかった。
//サイト回遊率は増すだろうけど、コンバージョンに言及してないところが謎。説明の人の話が、説明は丁寧で上手なんだが、的をえない。「誰に対してのどんなソリューションなのか」が、はじめわからなかった。
ブース以上に、説明する人のコミュニケーション力は大事。説明力ではなく、来場者が何を求めているのかを察知する力。関係ない相手に、一生懸命かつ流暢に説明されてもなあ。漁師に農機具売ってる人みたいな感じで話が噛み合なかった。
しかしだ、
こんなかんじで、「一芸訴求」みたいなのが多く、でも、そういうのは印象に残るという意味では成功しているが、期待してる内容と合致するかは別の話。
反対に「困ったときのSS1」ブースなんだけど、
伝えたい相手に伝わればいいので、ぼくらもブース作るときに、誰に伝えるべきかをよく考えてブースづくりしないといけないなあと感じた。
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