モネ展

これだけ宣伝してるからきっと混んでるんだろうなあ。なんて思って行ってきましたよ。ちょっと期待して。

いい作品いくつかまとめて見られればいいかな なんて思って。

「やっぱりなあ。」そんな感想が口を突いて出る展覧会でした。モネの絵は素晴らしいんですよ。今まであまり展示されたことないようなものも多かったし。とくに、描き始めのやつ↓は非常に興味深かった。

しかし!「究極のモネ展」なんていうほどではなく。しかも、目玉の「印象・日の出」は前半しか展示されないらしく、先週で展示終了でした。。。残念。

なにより、「芸術の秋」よろしく、大挙しておしよせる初老のみなさまには辟易しました。五郎丸とかマンション偽装とかどうでもいいでしょ? モネの絵画を、日々のおしゃべりのBGVにするんなら別のところでやってくれ!べつに、神妙に観てくれって言わないんだけど、カジュアルに観てもいいんですけど、ふつうに観てくれ!おれだっけそんなに神妙に観てるわけじゃないけどね。でも、せっかくの名作や佳作なんだから、もっとゆっくり穏やかに観たいんですよ。国立西洋美術館の常設展の「モネの部屋」みたいな感じで観たいんです。

ということで、今回のモネ展、作品は、見どころあるがパンチはなく、作品点数はモネ以外の作品で若干カサ増し。鑑賞環境は劣悪。おばちゃんのおしゃべり満載に耐えて、頑張らないと近くに寄れない中、明るいところで観るべきモネを、暗闇ピンスポで観ることになります1600円。

ああ、モネ観にフランス行きたくなってきた。