尾形乾山の焼き物

チケットもらって来たのけど、すごい作品で驚く。

尾形乾山は、自分で陶器を形作って、そこに描いて、焼いて。この独創性はなんだ!?発明である。

器そのものを作る。

器に絵を描く。

器に模様をつける。

器に字を書く。

それそれをはじめから意図して組み合わせる。

デザインでありアートであり工芸であり宇宙である。

画風、筆遣い、構成、色、素材感というかマチエールの対比。

焼き物と文字と絵の驚くべき調和。すごいなぁ。そのすべてのバランスが良くて驚く。

もしかしたら「カンバスに絵を描く」だけの方が、変なのかもしれない。

一生の間に、こんなにジャンルを行き来できるって、凄いことだ。ずっーと作ってたんだろうか。


尾形乾山が光琳の弟だと言うのを初めて知った。実の弟。

一緒に作ったり、絵付けの手本を光琳が描いていたりと、仲が良かったみたいだ。